あいーん(Asia Image Network)


2001年春に当時の大学院生を中心に発足。学術的な調査・研究をもとに、映像の流通や映像による交流を通じて、アジアに映像のネットワークを構築しようとする試み。

メンバー:小川明子(メルプロジェクト)、坂田邦子(メルプロジェクト)、崔銀姫(メルプロジェクト)、土屋祐子(メルプロジェクト)その他(メルプロジェクトのメンバーのみ記載)

アジアに映像を介したネットワークを構築しようとする、学術的かつ実践的な共同研究プロジェクト。2001年春に当時の大学院生を中心に発足した。これまでの主な活動は以下のとおりである。

■全国民放テレビ局アンケートおよび聞き取り調査

2001年度に、全国の民放テレビ局に対して民放テレビ局のオルタナティブな映像コンテンツに関する意識を問うために、アンケート調査とその後の聞き取り調査を行ない、2002年夏に、マス・コミュニケーション学会においてその成果を「民放テレビ局におけるオルタナティブな番組コンテンツ導入への課題と可能性〜全国民放テレビ局へのアンケート調査をもとに」と題する研究発表を行なった。

■『アジアの不思議』プロジェクト

2001年夏に、長野西高校と韓国の南州(ナンジュ)高校および慶北(キョンボク)高校との間で実施した、映像クイズを媒体にした、異文化理解とメディアリテラシーに関するプロジェクト実践。その成果については、2002年秋に情報文化学会で「ブロードバンドとメディアリテラシー教育の可能性〜『アジアの不思議』の事例から」と題して報告している。

■ 『アジアの不思議−ローカル版』プロジェクト

2003年秋に、新潟大学と愛知淑徳大学の間で『アジアの不思議−ローカル版』というプロジェクトを実施し、メディアのローカル表象とイメージについて考える実践的な映像制作の授業を行なった。『アジアの不思議』の異文化理解という枠組みを少し広げて、ローカル文化に焦点を当て、メディアにおける新たなローカル・イメージの可能性を探った。

【参考資料】

『「アジアの不思議」−映像クイズで国際交流』アルク出版「Global EduNet」12月号、2001年
東京大学情報学環メルプロジェクト編『メルの環:メディア表現、学びとリテラシー』トランスアート社、2003