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メルプロジェクト・メールマガジン
『メルの環』2003年10月号 その2

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夏が終わったばかりだと思っていたのに、急に寒くなってすわ衣替えだの毛布だの、季節が変わったことにまだしっくり対応できないこの頃です。「年度末の作業で忙しくなってきた」という友だちの言葉に「ええっ」と大げさな反応を示し、そういえば年度の半分が過ぎていることにようやく気付きました。体調を崩しやすい季節の変わり目ですけれども、みなさまいかがお過ごしでいらっしゃいますか。
さて、メルプロジェクトでは10月11日の土曜日、午後3時から公開研究会をおこないます。今回はヘルシンキからKari-Hans Kommonenさんを迎えての講演&ディスカッション。私たちも楽しみにしているこの機会、みなさまのご参加をお待ちしています。

□メルプロジェクト・プロジェクトリーダー
 市川克美(NHK番組制作局)    境真理子(日本科学未来館)
 菅谷明子(経済産業研究所)    林直哉 (長野県立梓川高校)
 水越伸(東京大学大学院情報学環) 山内祐平(東京大学大学院情報学環)

ではでは、10月号その2の目次です。


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               ■ 目次 ■ 
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MELL Project News
■1■[メルプロジェクト] 10月公開研究会、迫る!

■2■[メルプロジェクト] 9月公開研究会がひらかれました


Other Information
■3■ 『メディア使い』を育てる――――
      「長野県メディア・リテラシー研究会」ウェブ、リニューアル!

■4■ 人吉球磨広域行政組合、日経地域情報化大賞2003で受賞!
          〜〜地域コミュニティの文化、教育への寄与が実る



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               ■ 本文 ■ 
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■1■[メルプロジェクト] 10月公開研究会、迫る!

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          10月公開研究会のご案内
  人間中心的な情報社会を求めて:北欧の情報デザイン戦略
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今回は、フィンランド・ヘルシンキ美術デザイン大学メディアラボからKari-Hans Kommonenさんをお招きし、斬新な情報デザインについてお話をいただきます。名古屋の「2003 Icograda Congress(世界グラフィックデザイン会議)」を終え、つくばでの「6thアジアデザイン会議」へ向かう途中のコモネンさんを東京でつかまえて(!)開かれるこの貴重な機会、みなさま万障お繰り合わせのうえ、どうぞお運びください。

□日 時 10月11日(土)午後3:00〜5:30
□場 所 東京大学本郷キャンパス 大学院情報学環暫定建物2階会議室にて
       <
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp>の地図を参照して下さい

□報告者 Kari-Hans Kommonen カリ・ハンス・コモネン
    (ヘルシンキ美術デザイン大学メディアラボ・プロジェクトリーダー)

□概 要
グローバル化、デジタル化を技術中心的に語るのではなく人間中心的にとらえようとする独自の動きが、北欧で展開しつつあります。その大きな拠点となっているのがヘルシンキ美術デザイン大学(UIAH)のメディアラボ。ここでかつては「未来の家庭」プロジェクトと呼ばれたARKIプロジェクトを差配しているカリ・ハンス・コモネンさんは、メディア論、メディアリテラシー、コミュニケーション論などの知見と、デザインや工学の知を結びつけ、新たに地域社会をデザインしていこうという実践的研究に取り組んでいらっしゃいます。
 アメリカ流とはひと味もふた味もちがう、フィンランドの文理越境的なプロジェクトの理念と実際を語っていただきます。(通訳付)

□UIAHメディアラボ
http://www.mlab.uiah.fi/


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■2■[メルプロジェクト] 9月公開研究会がひらかれました

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2003年9月27日(土)、東京大学大学院情報学環でメルプロジェクト9月公開研究会を実施しました。今回は80名の参加者を集め、公東京大学大学院学際情報学府の授業である「情報リテラシー論」の発表会をおこないました。院生たちのユニークな発表に会場からはさまざまな意見をいただき、たいへん有意義な場となりました。

  2003年5月メルプロジェクト公開研究会

○ 日 時  9月27日(土)午後1時〜5時30分
○ 場 所  東京大学本郷キャンパス 工学部2号館 セミナー室2
○ 参加者  約80名
○ テーマ  「情報リテラシー論」発表会

○ 発表について
情報リテラシー論では、大学院生たちがメディアや情報のリテラシーを学ぶためのワークショッププランを作り、学校や社会教育機関などで実践を行う試みを4年間続けてきています。今年は、次の8つのワークショップが作られました。

 ■1 みんなでワイドショー! 〜君もレポーター〜 
 ■2 「ホンジュール!! 絵本からこんにちわ」 
 ■3 『先生を有名人にプロデュース』コンペ −気分は電通マン− 
 ■4 はじめてのアニメーション
 ■5 企業WEBを題材にして、情報リテラシーを学ぶ
 ■6 こねこねタッチ
 ■7 SURVIVOR@ネット 
 ■8 暗号解読宝探し
 
「みんなでワイドショー」チームの発表では、ワイドショーという形式で作ることによってステレオタイプの問題が生じるのではないかという問題提起がなされ、熱い議論が展開されるなど、会場では参加者の方から様々な意見や質問をいただきました。また、会場には実践に協力してくださった参加者や学校・社会教育機関の方も大勢来てくださり、ワークショップ案の改良につながる貴重なご意見や感想が寄せられました。

メルプロジェクトでは、今後もこのような大学院の講義と社会的実践の連携をさまざまな形で進めていきたいと考えています。もし、「うちでこういうことをやれないか」というお申し出がありましたら、山内までご連絡ください。
(山内祐平・メルプロジェクトプロジェクトリーダー)
 
yamauchi@iii.u-tokyo.ac.jp


この発表会の模様は、学際情報学府eラーニングサイト iii onlineでご覧いただけます。
□「eラーニングサイト iii online」
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/online/

(ワークショッププランの詳細は、後日ウェブにアップロードする予定です。アップロード次第、またアナウンスさせていただきます。どうぞお楽しみに……!)



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■3■ 『メディア使い』を育てる――
      「長野県メディア・リテラシー研究会」ウェブ、リニューアル!

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メルプロジェクトのサブプロジェクトとして2000年に設立した「長野県メディア・リテラシー研究会」は、このたび10月1日にウェブをリニューアルし、新たな目標に向かって動き出しました。

同研究会では、様々な分野の表現を指導している高校教師が集まり、主に「情報リテラシー論」のフィールド提供と共同実践研究を行ってきました。そして、集まっている先生方の特性をさらに生かし、「『メディア使い』を育てる、長野県メディア・リテラシー研究会」として、小学校から高校まで、学種・教科を越えて会員を倍増し、コミュニティはさらに広がりました。県内学校教育のメディア実践を集約し、メディア教育とメディア・リテラシーに関する教育実践を進めるために、全国トップクラスの制作力を持つ映像メディアはもちろん、演劇・ディベート・国際交流・朗読・エッセイ・情報教育など多彩なメディア表現を相対的にとらえながら、メディア表現獲得のメソードとカリキュラムについて研究しようとしています。
今後もひきつづき、「『メディア使い』を育てる」というキーワードを大切に、研究会内の指導者コミュニティをさらに育成し、県外の実践、マスメディアや社会教育との連携・交流する事業も模索していきます。長野県の教育に「メディア・リテラシーとメディア実践」の新しい風を吹かせ、活き活きした生徒のコミュニケーションが生まれることを望んでいますが、さて、どうなることでしょう……どうぞご期待ください。
ウェブサイト、およびそのコンテンツに対する皆さんのご意見・ご感想をお待ちしています。(林直哉・メルプロジェクトプロジェクトリーダー)

□「メディア使い」を育てる 長野県メディア・リテラシー研究会
http://mlnagano.dip.jp/

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■4■ 人吉球磨広域行政組合、日経地域情報化大賞2003で受賞!
          〜〜地域コミュニティの文化、教育への寄与が実る

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日本経済新聞社が今年創設した日経地域情報化大賞で、人吉球磨広域行政組合が日本経済新聞社賞を受賞しました(10/7付の日経新聞24面・地域総合版に掲載されています)。来たる11月14日、岐阜県大垣市で授賞式とシンポジウムがおこなわれます。同賞はITを利用した地域活性化や地域コミュニティの文化・教育への寄与を審査基準としており、日経新聞社賞は大賞に次ぐものです。平成8年からの住民ディレクター活動が認められたことに大きな意義を感じました。

10/9から3日間は人吉球磨交流大学・人吉市開催、また25日からは人吉球磨映像祭を控え、人吉球磨広域行政組合は今後も勢いよく活動をつづけます。映像祭では、ここ8年間の住民ディレクター活動を映像上映、記念フォーラム、資料展示などで一挙公開します――お問い合わせはプリズム・岸本までどうぞ!
(岸本晃・プリズム代表)

□プリズム
http://www.prism-web.jp

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メルプロジェクト・メールマガジン『メルの環』は、東京大学大学院情報学環「メルプロジェクト」メンバーのみなさまにお送りしています。このメールマガジンについてのご意見やお問い合わせは下記までお願いいたします。

 水越伸(メルプロジェクト・東京大学大学院情報学環)

 shin@iii.u-tokyo.ac.jp


『メルの環』編集担当
 松井貴子(水越研究室アシスタント)
 上杉嘉見(名古屋大学大学院) 内川奈津子(早稲田大学) 矢久保飛鳥(立命館大学)

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         東京大学大学院情報学環「メルプロジェクト」
              <
http://mell.jp/>

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        Media Expression, Learning and Literacy Project
   on Interfaculty Initiative in Information Studies, The University of Tokyo
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