■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

メルプロジェクト・メールマガジン
「メルの環」2005年10月号

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

秋はイベントの季節! メディア・リテラシーからモバイル放送、放送業界
から映像ドキュメンタリーまで、今月号はさまざまなイベント案内号として
お届けします。日時がせまっているものもありますので、今すぐチェックし
てみてください!
なお、メルプロジェクトの10月公開研究会は10月22日(土)午後2時から
東京大学で開催いたします。ソフィア・ウー(台湾政治大学)さんをお迎え
し、「東アジアのメディア・リテラシー」をテーマに議論をおこなう予定で
す。おって詳しいご案内をさし上げます。どうぞお楽しみに!(編集担当)



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
               ■ 目次 ■ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


MELL Project News
■1■[メルプロジェクト] 9/17 9月公開研究会がひらかれました


Other Information
■2■ 10/1 BEAT 特別セミナーのご案内
         ──「ヨーロッパ・モバイル放送の現状と教育利用の展望」

■3■ 10/5 『メディアリテラシーの道具箱』トークセッションのご案内
                ──テレビを見る、つくる、読む

■4■ 10/8 「テレビ・ラジオを目指すあなたへのマスコミ案内」
        ――放送業界への就職・転職希望者にむけたセミナーです

■5■ 10/15 日本マス・コミュニケーション学会
                2005年度秋季研究発表会のご案内

■6■ 10/1-30 「地方の時代」映画祭の季節がやってきた!
       ――今年も1カ月間、「もうひとつのテレビ」をお見せします




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
               ■ 本文 ■ 

MELL Project News
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■1■[メルプロジェクト] 9/17 9月公開研究会がひらかれました

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

心もち過ごしやすい陽気のなかで開催された9月公開研究会。これからの活動
のために、メルプロジェクトを批判的に振り返るという試みも第4回を迎えま
した。この会のテーマは[異文化=cross culture、対話/つなぐ=dialogue/
connecting:送り手と受け手、企業と大学、学校と博物館など、異なる社会
領域を結びつけ、あらたなコミュニケーションの回路を生み出していく営み]。
意義深い議論が展開されました。




  2005年9月メルプロジェクト公開研究会 報告

 日 時 2005年9月17日(土)午後2:00〜5:30
 場 所 東京大学本郷キャンパス情報学環アネックス2F会議室
 参加者 約45名
 テーマ 「メルプロジェクトの相貌(4)
        クロスカルチャー:対話がつなぐ、回路を作る」
 登壇者 報告:村田麻里子(京都精華大学)+三河内彰子(コロンビア大学)
         宮田雅子(東京大学情報学環)+佐藤翔子(多摩美術大学)
         永井由美子(多摩美術大学)
 コメンテーター:今福龍太(東京外国語大学)
 モデレーター :境真理子(江戸川大学)

□9月の研究会は文化人類学者の今福龍太さんをコメンテーターにお迎えして、
「クロスカルチャー:対話がつなぐ、回路を作る」をテーマにこれまでのメル
プロジェクトの活動を批判的に振り返りました。
 まず、三河内彰子さんが、<ミュージアム>と<高齢者>をつなぐ「超おと
なワークショップ」(2003年)について報告。この実践が<高齢者>に対す
るステレオタイプを揺さぶるものであったことを鑑みて、異文化を横断する企
てにおいては、互いの文化の関係性を組み替える「対話のデザイン」が不可欠
であることを述べられました。
 この指摘を受けるかたちで、宮田雅子さんと佐藤翔子さんは、「ものの設計
を通して、その向こうにある活動をデザインする」という情報デザインの観点
から、昨年度実施された「送り手と受け手の対話ワークショップ」(第二期民
放連プロジェクト)を振り返りました。モデレーターの境真理子さんは、この
実践のアナロジーが、ひいては放送だけでなく、科学、法律、医療などの領域
において、専門家と非専門家との乖離をつなぐデザインに有効ではないかと言
います。
 永井由美子さんは、「異分野研究者交流フォーラム」(2002年)について
報告。科学技術、社会、芸術の各専門家が「作品づくり」の過程を共有するこ
とで、共同的に活動できる場が形成できる可能性を示したものの、それを継続
していく方途を探っていくことが今後の課題であると述べられました。
 一連の実践に対して今福さんは、断絶があるからコミュニケーションを回復
するというのは真理の半面であり、専門性を形づくる社会構造を問題化するよ
うな文化批評的な側面がもっと模索されてもよいのではないかと指摘。そのた
めには、テレビという道具との関わり方はもとより、発表におけるスライドソ
フトの使用にいたるまで、さまざまな局面で<形式からの離脱=デタッチメン
ト>を意識化することが重要であるというコメントを頂きました。
 メディア・リテラシーという概念についても、その形式的な使用にもっと自
覚的であるべきで、むしろこの概念に対するデタッチメントの余地を残してお
くことが不可欠ではないか――。メルの活動を換骨奪胎している今だからこそ、
この問いをめぐる議論は極めて有意義だったように思います。
(飯田豊:メルメンバー、東京大学大学院情報学環博士課程)







Other Information
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2■ 10/1 BEAT 特別セミナーのご案内
         ──「ヨーロッパ・モバイル放送の現状と教育利用の展望」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

BEAT(東京大学大学院 ベネッセ先端教育技術学講座)の2005年度第7回目
の公開研究会が開催されます。今回はモバイル放送をテーマとして、メルプ
ロジェクトの公開研究会で報告をいただいたこともあるAske Damさん(メ
ディアプロデューサー)ほか、スカンジナビア諸国の放送局のスタッフがま
ねかれています。ご関心のある方はぜひお運びください。




        公開研究会「BEAT Seminar」第7回
BEAT 特別セミナー「ヨーロッパ・モバイル放送の現状と教育利用の展望」
-------------------------------------------------------------------------------------
 〜〜 モバイル放送の先進地域であるヨーロッパの現状と教育利用の
 展望について、スカンジナビア諸国(デンマーク・ノルウェー・スウェ
 ーデン・フィンランド)の放送局のスタッフからお話を伺います。ま
 た、ヨーロッパの現状と課題にとどまらず、日本の現状と今後、およ
 びモバイル放送の教育利用の有効なモデルについて議論をしていきた
 いと考えています 〜〜

 □日 時  2005年10月1日(土) 午後2:00〜5:00
 □場 所  東京大学 武田先端知ホール
       
       (地下鉄千代田線 根津駅 徒歩5分)
 □定 員  100名
 □申込み  BEAT Webサイト
       からご登録ください
 □参加費  無料
 □主なプログラム(日英同時通訳つき)
  【第1部:各国の現状報告】
  ・デンマークのモバイル放送と教育利用の現状と課題
   Peter Ostergaard Sorensen(デンマーク放送協会)
  ・スウェーデンのモバイル放送と教育利用の現状と課題
   Christer Smedberg(スウェーデン教育テレビ協会)
  ・日本のモバイル放送と教育利用の現状と課題
   元橋圭哉(NHK総合企画室)
  【第2部:パネルディスカッション モバイル放送の教育利用】
   司会:山内祐平(東京大学情報学環)
   パネラー :第1部の報告者3氏
   指定討論者:菊江賢治(NHK学校教育番組部)
         Aske Dam(メディアプロデューサー)
   ※プログラム終了後懇親会あり。参加ご希望の方は参加登録の際に
    お申し込みください。


□BEAT(東京大学大学院 ベネッセ先端教育技術学講座)
http://www.beatiii.jp/





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■3■ 10/5 『メディアリテラシーの道具箱』トークセッションのご案内
              ── テレビを見る、つくる、読む
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 『メディアリテラシーの道具箱──テレビを見る、つくる、読む』(メル
プロジェクト・民放連編)の刊行、公表を記念して、 「メディアの未来」を
テーマにしたトークセッションが開催されるはこびとなりました。会場は、
とつぜんの閉店から不死鳥のごとくよみがえり多くのファンを歓喜させた青
山ブックセンター(ABC)。著者としてメルプロジェクトから水越伸と境真
理子が登壇し、ゲストにピーター・バラカンさんを迎えてトークをくり広げ
ます。
☆ご留意ください! ご参加には電話での予約【03-5485-5511・青山ブッ
クセンター本店】が必要です。


   『メディアリテラシーの道具箱』刊行記念 トークセッション
          テレビを見る、つくる、読む
-------------------------------------------------------------------------------------
 〜〜 テレビジョンが実用化されておよそ80年。ビデオカメラとイン
 ターネットを組み合わせれば、誰もがテレビをつくれる時代がやって
 きました。この本を読むと、企画・撮影・編集の技術から作品の上映
 や放送の方法までがわかります。プロに独占されているテレビ表現を
 みんなが取り戻し、プロの表現をクリティカルに読み解けるようにな
 る。『メディアリテラシーの道具箱』は、そんな欲張りなねらいが込
 められた本です。この本の筆者、水越伸とTVディレクターの経験も
 ある境真理子が、ブロードキャスターの肩書きをもつピーター・バラ
 カンと、メディアの未来を語りあいます 〜〜

 □日 時  2005年10月5日(水)午後7:00〜9:00(6:30開場)
 □場 所  青山ブックセンター本店内・A空間
       東京都渋谷区神宮前 5-53-67
 □定 員  70名
 □入場料  ¥500【電話予約が必要です】
 □電話予約&問合せ
       03-5485-5511(青山ブックセンター)
 □登壇者  講演者:水越伸、境 真理子
       ゲスト:ピーター・バラカン





☆『メディアリテラシーの道具箱――テレビを見る、つくる、読む』はメル
プロジェクトと日本民間放送連盟(民放連)との共同研究「民放連メディア
リテラシー・プロジェクト」の成果を下敷きに編まれました。放送の送り手
と受け手の「対話」が結実した「実践的で、思想的な本」として評判をよび、
各方面からあたたかい支持を得てメンバー一同よろこんでいます。

             こんな本です

            ↓      ↓

□東京大学出版会『メディアリテラシーの道具箱――テレビを見る、つくる、読む』
(メルプロジェクト・民放連編/東京大学出版会刊/定価2625円)
http://www.utp.or.jp/shelf/200507/053014.html
--------------------------------------------------------------------------------
テレビをはじめとする映像メディアについての具体的な技術や、うまく
活用するための智恵をわかりやすく解説。メディアに着目することで、
新しい社会のあり方が見えてくる一冊です。DVD付き。




みなさまのご来場をお待ちしています。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■4■ 10/8 「テレビ・ラジオを目指すあなたへのマスコミ案内」
        ――放送業界への就職・転職希望者にむけたセミナーです
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1969年に設立された放送界で働く女性の会「日本女性放送者懇談会(SJWRT)」
では、毎年秋に放送業界への就職・転職希望者にむけて、セミナーを実施して
います。今年の開催は来たる10月8日、放送業界で活躍している現役の方々
の生のお話をうかがう機会です。メルメンバーの古川柳子さんも講演をします。
就職、転職とまではいかないけれども放送業界には興味があるな……という方
もぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。



          日本女性放送者懇談会(SJWRT)
     「テレビ・ラジオを目指すあなたへのマスコミ案内」
-------------------------------------------------------------------------------------
 □日 時  2005年10月8日(土)第1部 10:30〜13:00 (開場10:00)
                  第2部 14:30〜17:00 (開場14:00)
 □場 所  女性と仕事の未来館 4階ホール
       東京都港区芝5−35−3
 □入場料  それぞれ2,000円(資料代)(第1、2部両方の参加は3,000円)
 □定 員  250名(先着)
 □申込み  下記ウェブサイトで受付
       
 □対 象  放送業界への就職、転職を希望する方々
 □プログラム
 【第1部】「放送」というキャリアへ!(転職者を中心としています)
  ・講演 ジョン・カビラ(パーソナリティー・司会者)
  ・「放送ウーマン調査2004」放送業界で働く女性たちの現状
    転職者の採用状況などについて、現役の放送ウーマンが
    キャリアカウンセリング
     檀野竹美(テレビ朝日編成局マーケティング班) 
     篠原欣子(テンプスタッフ(株)代表取締役社長) 
 ・ パネルトーク:幅広いジャンルで活躍中の放送人が語る! 
  (予定登壇者)
   阿部陽子 (NHKチーフアナウンサー) 片山依利 (タレントプロダク
   ション えりオフィス代表) 高田好子 (テレビマンユニオンプロデュー
   サー) 田村綾 (コピーライター)
 【第2部】「放送」のプロになったら!(学生を中心としています)
 ・講演 大浜平太郎(テレビ東京 報道局経済部記者 )
 ・講演 古川柳子(テレビ朝日 総合情報システム局局長 編成制作局兼務)
 ・就職状況解説
 ・パネルトーク:キャリア8年までの先輩がリアルにトーク!
  (予定登壇者)
   阿部陽子(NHKチーフアナウンサー)井筒亮太(ザ・チューブ エディター)
   梅田玲子(ザ・ワークスドラマプロデューサー)永野景子(文化放送報道部
   記者)渡邊真誉(日本テレビ営業局スポット営業部) 
 ・質問会



□日本女性放送者懇談会(SJWRT)
「テレビ・ラジオを目指すあなたへのマスコミ案内」
http://www.sjwrt.org/info/guidance.htm





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■5■ 10/15 日本マス・コミュニケーション学会
                2005年度秋季研究発表会のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

来る10月15日(土)、日本マス・コミュニケーション学会2005年度秋季
研究発表会が発表されます。午前には研究発表、午後にはワークショップ
がめじろ押しのプログラムです。なお、メルメンバーから、水島久光さん
(東海大学)、長谷川一さん(東京大学)、林田真心子さん(日本テレビ)
がそれぞれワークショップに参加(ある者は司会者、ある者は問題提起者、
またある者は討論者として、です)。一般の方々もご参加できますので、
お申し込みのうえお運びください。



         日本マス・コミュニケーション学会
           2005年度秋季研究発表会
-------------------------------------------------------------------------------------

 □日 時  2005年10月15日(土)
 □場 所  東京女子大学
       〒167-8585 東京都杉並区善福寺2−6−1
       TEL:03-5382-6340 FAX: 03-3395-1816
 □参加費  会員(事前申込): 3,000円
       会員(振り込み期限後の申込み): 4,000円
       非会員: 4,000円
 □連絡先  東京都国分寺市南町1-7-34 東京経済大学内
       日本マス・コミュニケーション学会事務局
       TEL:042-328-7807 FAX:042-328-7774
       E-mail:mscom@tku.ac.jp
       (事務局開局日は毎週月・金曜日の午後1〜5時)
 □プログラム
     10:00〜12:10 個人・共同研究発表
     12:30〜13:00 会長・主催校挨拶、名誉会員授与式
     13:00〜14:00 昼食(各自食堂でおとりください)
     14:00〜17:15 ワークショップ※

※メルメンバー参加のワークショップは下記のとおりです
☆ワークショップ3「メディア分析の実践としての記号論、言語学との対話
                      ―ニュースの生成をめぐって」
 司会者:水島久光(東海大学)/問題提起者:石田英敬(東京大学)/討論
 者:伊藤高史(慶應義塾大学)、丹羽美之(法政大学)(企画:理論研究部会)
☆ワークショップ4「『放送学』構想の史的再検討へ向けて
                    ─メディアとメディア研究の淵源」
 司会者:有木靖人(日本新聞協会)/問題提起者:長谷川一(東京大学)/
 討論者:藤田真文(法政大学)(企画:メディア史研究部会)
☆ワークショップ5「メディアとしてのカメラ―技術革新と表現文化のゆくえ」
 司会者:寺岡伸悟(奈良女子大学)/問題提起者:碓井広義(千歳科学技術
 大学)、徳山喜雄(朝日新聞)/討論者:小林宏一(東洋大学)、林田真心
 子(日本テレビ)(企画:マルチメディア研究部会)


□日本マス・コミュニケーション学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/mscom/





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■6■ 10/1-30 「地方の時代」映画祭の季節がやってきました!
       ――今年も1カ月間、「もうひとつのテレビ」をお見せします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

昨年もこのメルマガでご紹介した「地方の時代」映像祭の季節がめぐってき
ました。「地域や地域社会、自治、住民にかかわるあらゆる問題を見つめた
映像作品」を対象とする「地方の時代」映像祭は今年で発足25周年、四半世
紀を迎えます。存続の危機を迎えたこともありましたが、今年も元気に埼玉
県川越市で開催。そのご案内とともに、あらためてこの偉大な映像祭をご紹
介したいと思います。


☆概要
「放送局部門」「市民・自治体、CATV局部門」「高校生部門」の3部門に
わかれ、それぞれ「ドキュメンタリー、報道番組」「地域文化の継承や創造、
地域の自立・交流を志向する作品」「高校生の視点で地域や国際交流などを
描いた作品」を対象にしています。
☆「地方の時代」映像祭の意義
1)毎年、各地域から寄せられる映像作品は、今この国で何が進行している
かを知ることができる「生きた教科書」でもある。東京で日ごろ見慣れてい
るテレビとは違う「もうひとつのテレビ」がそこに存在していた。
2)それらの作品群は全体として、「小さな民が歴史をつくるという歴史観
を展開してきた」(1987年映像祭基調講演・鶴見和子氏)。「小さな民」
とは普通の人々であり、障害や差別などによって社会的弱者の立場を余儀な
くされた人々でもある。映像は「小さな民」が歴史をつくる現場で、人々の
表情やしぐさ、あるいは風景の風や匂いも含めてまるごととらえ、伝えてく
れる。映像で地域を記録することの意味がそこにある。
3)地域の歴史を深く掘り下げ他の地域と比較し考えることによって、地球
の問題に到達する。「小さな民」の視点・立場から地球・世界を見ることが
でき、読み取ることができるのである。「インター・ローカリズム」(1981
年映像祭基調講演・堀田善衛氏)という言葉も生まれた。
4)これらの作品群が地域の制作者や自治体関係者に与えた刺激の大きさは
はかりしれない。映像祭の磁場から、各地の地方局にすぐれたドキュメンタ
リストが続々と生まれ、毎年新しい交流を生み、地方局の取材・制作力を練
磨する中核となってきた。
(「地方の時代」映像祭ウェブサイトより)


……やっぱりすごいです。ぜひお運びください。




         「地方の時代」映画祭 2005年
-------------------------------------------------------------------------------------
 〜〜 発足から25年、激動する国際社会のなかにあってこの国では、地
 方自治への改革、地域文化の見直し、地域住民の活動力の高まり、など
 が飛躍的に変化しました。同時にNHKや民放の地方局、地域のケーブル
 テレビなどのローカル報道・ドキュメンタリー制作が着実に進展し、さ
 らに、市民のメディア表現が増殖しはじめたことも目立ちました。
 「地方の時代」映像祭は、そのような時代の流れのなかで、すぐれた地
 域ドキュメンタリーの秀作に触れ、制作者たち集い交流する貴重な<場>
 として再生し、継続してくることができました 〜〜

 □日時 
    贈賞式・シンポジウムほか
       2005年10月1日(土)午後1時〜
       会場:東京国際大学第1キャンパス大講堂
    参加作品上映会
       2005年10月2日(日)〜30日(日)
       会場:東京国際大学第1キャンパス図書館、2号館、
          東京国際大学第2キャンパス図書館、
          (どちらも東武東上線霞ヶ関駅、またはJR川越線的場駅)
          クラッセ川越
          (東武東上線川越駅、またはJR川越線川越駅)
 □上映プログラム
   (あまりに豊富すぎてとてもご紹介できません……。下記ウェブサイ
    トをご覧ください!)



□「地方の時代」映画祭
http://www.tiu.ac.jp/eizosai/










          (2005年10月号 おわり)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    「メルの環」はお申し込みをいただいた方々に配信しています
        無断転載をご遠慮いただいていますので、
        転載を希望される場合はご連絡ください
-----------------------------------------------------------------------------------------
 □ご意見、お問い合わせは
   --------> shin を @iii.u-tokyo.ac.jp  のまえにつけたアドレス
       (コーディネーター:水越伸・東京大学大学院情報学環)
 □配信希望、登録アドレスの変更、登録解除などは
   --------> t-matsui を @kt.rim.or.jp のまえにつけたアドレス
       (「メルの環」編集担当)
-----------------------------------------------------------------------------------------
             「メルの環」編集担当
   松井貴子(水越研究室アシスタント) 土屋祐子(慶應義塾大学)
   崔銀姫(北海道東海大学) 高宮由美子(NPO子ども文化コミュニティ)
   山根かおり(pampam)
-----------------------------------------------------------------------------------------
         東京大学大学院情報学環「メルプロジェクト」
              
-----------------------------------------------------------------------------------------
Media Expression, Learning and Literacy Project
on Interfaculty Initiative in Information Studies, The
University of Tokyo
Copyright (C) 2002-5 MELL Project All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━